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フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏が公開Q&Aで語ったこと その3

こんにちは、シャインです。

4回に分けて、2014年11月に行われたFacebook CEOのMark Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)氏の公開Q&Aを見ながら、

  1. Facebook社のミッションを通じた企業運営のあり方
  2. 起業家論

をザッカーバーグ氏がどう位置付けているかを紐解きたいと思います。

今回のポストはその3回目です。

Facebookのミッションについて

(ビデオでは29:25くらいから)
「ちょっと前に、私たちのミッションはどうやって世界の人々をつなげる手助けをするかだということについてお話をしました。世界には、今日でもインターネットアクセスを持っていない人がたくさんいます。私たちがFacebookを始めたとき、会社の内部にいる人間は、おそらく8年前からこのゴールを持っていました。

当時、たぶん約2500万人の人々が私たちのコミュニティにいたと思います。そして人々は「わあ、きっといつか10億人の人がつながるぞ」と話し始めていたんです。そして「いや、それは無茶だよ。10億人なんてつなげられないよ」だとか「それは多すぎるよ」という感じだったんです。それから、私たちは取り組み続け、ついにその目標に達したのです。

でも、インターネットを持っている人が10億人いるから、今日では10億人の人々をつなげることは可能なのです。約25億人、27億人のインターネットを持っている人がいて、でも他の45億人の人たちはインターネットを持っていないのです。

Facebookは今日では多くの人が利用しているという意味で最も大きなインターネットサービスです。ですから、人々がインターネットを使って学んだり、仕事や健康についての情報を探したり、コミュニケーションをとったり、楽しんだり、好きなことを何でもできるように、私たちはインターネットとそれにまつわる美点を広げていく社会的な責任を持っているように感じています。」

ちょうど最近、下記のニュースが話題になったばかりです。着々と課題をクリアしていっていますね。

シャインが考えるフェイスブック社をはじめとする米国スタートアップ企業のすごさは、自らのミッションにワクワクし、それを実現させようとする大きな力を民間会社の立場で持つに至っている点です。電気自動車のテスラモーターズもそうですが、従来なら政府を通じてちまちまやっていた宇宙技術開発をどんどん進めています。

シャインがどこまでできるか分かりませんが、無理とあきらめずに夢を追いかけられるような会社にしていきたいと思います。

Facebookがサービスとして目指す方向性について

(ビデオでは34:05くらいから)

「最初の質問は、みんながことあるごとに聞くような「Facebookはカッコ悪くなっていませんか」ということですよね? ええと、あなたは「Facebookは魅力が減っていませんか?」という言い方だったと思いますが。

私のゴールはFacebookをかっこよくすることではないのですから、その質問は面白いです。私はかっこいい人間ではないですし、本当にかっこよくなろうとしたこともないのです。私たちのFacebookモデルは使うのが特別わくわくするようにしたいと思ったこともないのです。Facebookが役立つようにしたいだけなのです。

私たちが世界でこうなりたいと熱望するサービスは、みんなが頼る基礎的なもので、そこにあって、もしなくなってしまったらみんなが焦るような、でも、1日中ありがたがって座っているようなものでもないのです。家に帰ったら、灯りをつけるでしょう? でも、「やったー、電気だ! イエーイ!」とはならないですよね。ただ、ちゃんと動く必要があるのです。

水だとか、そのような多くのものについても同じです。私のゴールはコミュニケーションをして、人々をつなぐような能力はそうあるべきです。人々が頼るようなことができて、みんながもっているものです。いつも目前にあるものではあるということは、「イエーイ、私たちはここにいるぞ! 私たちは電気だ! だとか、私たちはソーシャルネットワークだ!」とあろうとするみたいなことです。それはただ動けば良いのです、そうでしょう? そこにあるべきです。」

ユーザが10億人を超えたFacebookは確かにインターネットのインフラのようなものです。ですからサービス自体を「普遍的なもの」にしようとする大まかな流れは、JR東海が新幹線を出来るだけシンプルにしていることと同じだとシャインは考えます。

よく「〇〇は▲▲業界のインフラ(ストラクチャ)だね」という言葉を聞きます。サービスの利用者が多くなってくると個別の利用者にとってベストなサービスを提供することが難しくなってくるのと同時に、存在自体を目立たせる方向ではなく「存在を感じさせない」「あって当たり前のもの」「いわゆる『いつもの』」という存在にしていく必要があります。facebookも利用者が10億人を突破し、それも1つの国や文化圏ではないグローバルな存在として成り立たせる必要があるわけです。ですから、UI(User Interface)はよりシンプルになっていくのでしょう。

ニュースフィードのランキングについて

(ビデオでは39:13くらいから)

「もうひとつの質問は、情報過多についてでしたね。これは多くの人が気にしているであろう別の質問に繋がります。その質問とは、ニュースフィードのランキングについてです。論理的な別の秩序を作ることはできないのか、とよく聞かれます。

ユーザーの元には、毎日1,500件の投稿がシェアされてきます。しかしひとりが見ている投稿の数は100程度です。私たちがやろうとしていることは、8%から10%のランダムな投稿を見てもらうことではなく、同じ数の最も重要な投稿を見てもらうことです。例えば友人に赤ちゃんが生まれて、その子が元気であるという情報は、みんなが知りたいと思います。ユーザーが知りたい情報を得られるようにしたいのです。

今ニュースフィードチームが取り組んでいるのはこうしたことです。個人レベルで人々がどんなコンテンツに注目しているのかを明らかにしています。コンテンツについても同様です。写真よりもニュースの方が見られているのなら、ニュースをもっと表示するようにしたい。もしあなたがビデオを見るのが好きなら、ビデオをもっと表示したい。友達の近況のほうが知りたいなら、そちらを表示するようにする。それぞれに最適化されたニュースフィードが表示されるようにしたいのです。」

シャインは、ここにもAmazon.comが志向している「ユーザセントリック(顧客中心主義)」を見ることが出来ると考えています。今はまだコンテンツの種別だけですが、そのうち内容について出しわけしてくれるようになってくるでしょう。

逆に、シャインが会社広告をFacebook上に出すときには、上記のような動きを知っておく必要がありますね。

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